・女性の自律神経失調症
女性の自律神経失調症
生きる上での、代謝・体温調整・食欲・睡眠など体のコントロールをしてるのが脳の視床下部です。例えば、眠くなると手足が温かくなるのは、副交感神経が働き血管が拡張するため体温が上がります。逆に緊張している状態は交感神経が働いているため血管が収縮し体温を下げます。
このように視床下部はカラダの内側・外側への刺激や情報を自律神経やホルモンを介して臓器等へ指令を出します。
そしてこの視床下部で女性ホルモンと自律神経が調節されています。
女性ホルモンとは、体形を女性らしく形成し、月経を起こしたりする卵胞ホルモン(エストロゲン)と妊娠・出産に欠かせない黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つから成り立っています。
ほとんどの女性が経験するといえる初潮、月経、妊娠、出産、更年期。 この時期に女性ホルモンのバランスに影響が出て、自律神経失調症にかかりやすくなります。
ストレスに対する感受性が弱くなり自分では気がつかないまま、ストレスが蓄積し、自律神経失調症にかかっていたというケースも少なくありません。